河野行革相、全基金の見直し表明 予算無駄点検の議論終了
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すでにこの話(多年度基金の見直し)はひと月前に始まっていて、私がメンバーを務める経済財政諮問会議のEBPMアドバイザリーボード(経済財政一体改革案)で「多年度にわたる基金事業のPDCA強化」ということで10月13日に河野大臣がトップを務める行政改革本部から報告を受けています。
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/committee/20231013/shidai.pdf
その資料は直後に公開されたので以下に貼っておきます。
・行政改革本部提出資料
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/committee/20231013/shiryou4.pdf
・内閣府提出資料
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/committee/20231013/shiryou3.pdf
当日の議事録も公開されています。
私は「また、EBPMの発想を様々な分野に展開していくことは極めて重要だと思っており、議事 の後半で多年度にわたる基金の評価の話も出てくるが、単年度つまり1年で終わるものと いうよりも、ホップ・ステップ・ジャンプのような形で段階を踏んで政策が打ち出される ものがあり、そのようなものを見ていく場合、現行の仕組みがないと、途切れて、毎回同 じところに立ち戻って同じことをして、予算は増えるが効果が現れないことになりがちで ある点を指摘したい。この点に対する軌道修正という意味が、資料1-1にある」
と発言しています。
議事録全文も貼っておきます。
・経済財政一体改革推進委員会(10/13/2023)
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/committee/summary_20231013.pdf