バルミューダ「緊急事態」で大幅人員削減。2度目の「下方修正」の内情、最終赤字20億円へ
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家電業界のイノベーター「バルミューダ」がコロナ禍の家中需要の反動で苦しんでいる。市場がコモディティ化で縮小している家電業界と、私達がいるビール業界は共に厳しい市場であるが、お互い新規軸で成長してきただけにここはなんとか踏ん張ってまた成長路線に戻ってほしい。まずは止血を止め、足場を固める状況まで持って行くのが優先です。寺尾さん、応援しています。
注目のコメント
BALMUDAの決算資料をみましたが、何がポイントかというと、
個人的には主力事業であった国内の「キッチン用品」も昨年割れしているところだと思います。
携帯への参入と撤退はどういう背景・プロセスかわからないですが、
致し方ないとして、
事業ポートフォリオとして稼ぐところは稼ぐ
挑戦するところは見定めて挑戦する。
というなかで、稼ぎ頭が苦戦というところなのでしょう。
巣ごもり・コロナで伸びたのは事実ですが、
本当にそれだけなのかなというところは気になります。
バルミューダブランドでキッチン(家電)を全面的に揃えたい。
みたいなニーズはありそうな気はするのでどう国内・キッチンカテゴリを広げていくのか?というところが焦点な気がします。日本のtoCのメーカーは、なぜ先細る国内の家庭用市場から販路を広げて、世界や業務用にチャレンジしないのか、よくわからない。
とくにバルミューダに関しては、日本の家庭用市場でスケールするイメージが過去からまったくわかない。
業績不振の要因であげている為替や感染症の変化も、輸出や業務用向けの戦略やプロモーションをしていればまったく違う結果になるのにと。
私自身、元フランス料理人で、今でも趣味で国内外で評価の高いレストランにいっていますが、最近はキッチンも洗練したデザインのお店が多かったり、火入れや加工を細やかにコントロールできる調理設備を導入していたりする。
そういうのはバルミューダさん、世界で見ても得意そう(こだわりをプロダクトの仕様に落としこめそう)なのになと、縮小均衡の流れは残念に思う。
今後の期待含めてコメント残しておきます。①売上総利益率の改善、② 固定費の圧縮をするって、そんなの非常事態でなくても企業として当たり前ではないか?③ (人気のある)家電カテゴリーの積極的な展開も当たり前のこと。上場会社になる前に整えておくべき管理体制と戦略がどちらもなかったと思わざるを得ない。そういうことは、Appleの戦略から学んだ方がいい。