今こそ問う。あなたは何のために働くか
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今年10月に開催されたアライアンス・フォーラム財団主催のイベント「World Healthcare Game Changers フォーラム(WHGCフォーラム)」。「公益資本主義」の提唱者として知られる原丈人氏が会長を務める同フォーラムでは、
企業の本来の目的である、「事業を通じて社会に貢献し、豊かな社会をつくること」。その実践者としての「ゲームチェンジャー人材」の創出、育成に取り組んでいます。
不確実性の高まるこの時代、現状を打破し、社会に価値提供を行うゲームチェンジャー人材をどのように生み出し、育てていくのか。原氏の基調講演や、識者のトークセッションから迫ります。何のために働いているか。と問われたら、「デジタルで世の中を少しでも良い方向に持っていきたい。そのために各地での講演活動を行なっています。」
と答えます。
目に見えないものだからこそ、わかりやすく話す必要があり、その理解が進めば今以上に便利な世界になる。と信じています。
40年以上、デジタルに染まってきたからこそ、確信を持っています。石垣の例にもあるように、本来日本人は個々の性質を変えないままで、それらを融合させて何かを作るというのは非常に得意だったように思います。
日本語で言うところの"自然に"というのは"=あるがままに"という意味が含まれていて、単一形に揃えるよりも、非対称の器や、本来の姿を引き出す活け花のようなものが芸術として大切にされてきたと思います。
それがいつの間にか個々の才能よりも均一化を選ぶようになってしまっているのは、本来ある日本人のDNAの声を聞き取れていないだけではないかと思います。
あるべき姿形を活かし、それらを融合した全体を力を生み出す力は、私たちの胸の中に忘れられていた大切なものを思い出すだけで、世界に誇れるゲームチェンジ人材は生まれてくるのではないか、とそう思いました。