買い物しやすい店にしたら、むしろ客が減った…イケアが「迷路のような売り場」を復活させた意外な理由
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時間もお金もなるべく効率よく使いたい体験と、
あえて不便を楽しむ贅沢な時間を過ごす体験と、
2極化している世の中。
IKEAの郊外型店舗はまさに後者にあてはまっていたんだと実感する事例。
ゴールが比較的見えている前者になるよりも、後者になるほうが難しくて、ブランドはなるべく自分との時間を過ごしてもらうためにいかに後者になれるかを競っているけど、IKEAもそれに気づいて店舗の見直しをした。後者になれるブランドはけして多くないので大切にしつつ、それを次世代のエンタメにどう進化させていくかに注力するのがよさそう。IKEAやドンキーへ行く顧客は何かの商品を目当てで購入しに行くより、暇つぶしやウィンドウショッピングのためへ行くのは圧倒的に多いじゃないかと思います。台湾にいた時も、お正月の時家族や親戚と一緒に行った記憶があります。このようなテーマパークで遊びながら買い物する体験はまさにオンラインショッピングと差別化できるポイントだと感じています。
"家族やパートナーと訪れ、入り組んだショールームで思いがけない家具に出会いながら半日を過ごす。そんな従来型のIKEA体験を人々は愛していた。"
ユーザーの便益と購買プロセス等、UXやシンプルには語れないところが仕事やサービスの面白さかもしれませんね。