米オープンAIが新基盤を発表 アプリストアのように収入を得ることも可能に!?「GPTストア」
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企業用途でも12万トークンあれば、大部分の業務マニュアル等が扱えるので、実用性が飛躍的に向上しますね。
アプリストアはOpenAIの既定路線ですが、果たしてプラットフォームとして流行るでしょうか?現在のプラグインのUXでは使い勝手があまり優れているとは言えませんから。プロンプトでプラグインを指定できるだけでも、相当使いやすくはなると思いますが。
ただし、GPT APIを使った用途開発はやりやすくなるので、企業向けに本格的に舵を切ったと思えなくもありません。今後の開発環境の動向に注目したいと思いました。この記事には「入力できる文字数がこれまでの2万5000から増加し、300ページを超える長い文書も扱えるようになります」と記載されていますが、具体的にはトークン数の上限が3.2万(GPT-4)から12.8万(GPT-4 Turbo)と4倍になります。
個人的には出力をJSON形式に指定できるJSON modeがありがたいです。
これまでは「JSON形式で出力してください」と伝えても、回答の先頭に「以下のようにJSON形式で出力します。」などと出力されることがあり、回答を受け取ったプログラム側でそれを除去するか、Function Callingという機能を使う必要がありました。
https://openai.com/blog/new-models-and-developer-products-announced-at-devday特化型AIを作り、一般公開、収益も得ることができることができるストアも準備されます。
使い方を限定したいけど汎用AIなのでなかなか回答を引き出すのが難しい、なんてこともこのストアの掲載されたものを使えば簡単に実現できるようになります。エンジン自体はGPT4ですから大きくは変わりませんが特化型のものが気軽に使えるようになるという意味では一段利用価値が上がったように思えます。囲い込み戦略や汎用AIから特化AIへの転換を多くの利用者に委ねるなどコミュニティ的確な戦略も合わせ上手く流れに乗っている印象です。