「カレッタ汐留」の“ゴーストタウン化”はなぜ起きたのか?
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動線がよいに越したことは無いが、逆に動線がよければ賑わいが生まれるわけではありません。人が集まって、滞留する仕掛けこそが大事で、それは一つ一つの建物にこだわる傾向のある建築家ではなく別のスペックの仕掛づくりのプロの仕事。
先週末、何にもない山を切り拓いて人が集まる場所つくった三重県多気町のヴィソン(vison)に泊まって、お店をはしごして、風呂に入って、つくづくそれを感じました。
https://vison.jp/
https://vison.jp/shop/
https://www.instagram.com/p/CzNnQF-vEGM/?igshid=cGg4aDNlMm83ODlyアクセスに難があるのはその通りだと思いますが、それでも過去は話題となり人が集まった場所。
時代の変化もあるでしょうが、ここに来る意味付けを継続的に演出できなかった事が、人気が凋落した最大の理由のように感じます。
ところで、最近この方の記事が頻繁にpickされているのですが、開発に批判的な内容が多い印象。
その為、人の目も引くのでしょう。
記事では建築家に対する批判のような一説もありますが、役割分担があります(わかっていてわざわざ書いているようで少し気分が悪い)。
最後の一文もそうですが、情緒的な批判ではなく、詳細な施策に対する記事に期待します。
ちなみに何度も書いて恐縮ですが、2020年マンション大崩壊という本を書かれた方です。空いていて、眺望も良いという理由で、ときどき汐留シティセンターの高層階のレストランを使いますが、このあたりは本当にガラガラですね。新橋の賑わいとは大違いです。立地はいいですし、日本橋・築地や八重洲の再開発などとあわせて、目玉となる施設が一つできれば、さらに中央区エリアが盛り上がりそうなんですけどね。(汐留は港区ですが)
最近の築地は休祝日は竹下通り以上に混み合っているので、インバウンド狙いの日本っぽさあふれる施設をつくると、人の流れを作れそう。築地から汐留は大江戸線で1駅ですからね。