[9日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>は9日、腕時計型ウエアラブル端末「Apple Watch(アップルウオッチ)」について、各店舗やウェブサイトを訪れる人から「非常に大きな関心」が寄せられていると分析した上で、24日の発売時には需要が供給を上回るとの見通しを示した。

初期の発売期間はオンラインでのみ注文を受け付けるとした。翌10日からプレビューや事前注文ができるようになるという。

アップルウオッチの販売台数見通しについては、BMOキャピタルマーケッツが米国での調査(735人対象)に基づき、2016年9月までで3900万台程度に下方修正している。当初アナリストらは5550万台程度の売り上げを見込んでいた。

アップルウオッチは、iPhone(アイフォーン)と連動して使うことにより、メールを読んだり、音楽を聴いたり、電話をかけるたりできるほか、健康管理の機能も利用できる。

オッペンハイマーのアナリストは9日付の調査リポートで「アップルウオッチにより、今後5年間で身の回りの物との関わり方が革命的に変化するだろう」と述べた。