米紙が指摘「日本の『クールビズ』は世界のモデルになれるかもしれない」
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スーツのシステム(ドレスコード)はもともと夏でも涼しい19世紀中庸イギリス発のもので、彼らが植民地拡大とともにスーツと英語を世界に普及させ、世界標準を作ってしまいました。日本も明治時代初期に、政府主導の服装改革で、「世界で標準とされている服を着て、世界を制覇する」という趣旨を秘め、和装を一度ばっさり捨ててこのシステムを取り入れました。
そもそも、亜熱帯の夏には向かない服です。
しかも、脱植民地化が進んでいるはずの現代では、なにも「旧・宗主国」的な立場の国が標準としたドレスコードに従い続ける必要もない。スーツはスーツで便利なところもあるので、完全に和装に戻る必要もないのですが、いまはむしろ、日本の風土や気候に根差した服装システムで堂々と勝負するほうが自主独立性を感じさせます。
地球沸騰化が進む今、ヨーロッパの夏の暑さは日本以上になっています。日本はクールビズで世界の夏のビジネススタイルの主導権をとっていけるチャンスかも(笑)!「クールビズ」の普及によって、日本の一人当たりのエネルギー消費量が米国の半分以下になっているとは、驚きです。
地球のためにも、この取り組みは日本だけでなく、世界中の都市に広まるべきだと思います。
確かに、日本で「クールビズ」を導入する際には、戸惑いと理解の不足があり大変なことだったように思います。
しかし、実際、多くの女性が過度な冷房の使用により健康を害し、生理痛が悪化するなど、深刻な事態になっていたため、夏のオフィスで寒さに耐えなければならなかった多くの女性たちにとって、エアコンの設定温度が上がったことは喜びでした。
結果的に、生産性も向上したのではないでしょうか。
適切な温度設定により、誰もが快適に過ごせるオフィス環境を実現することで、エネルギーの消費を減少させ、地球温暖化を防ぐことは、すべての人々にとって幸せなことであり、持続可能な未来を築く素晴らしい取り組みだということに、他の国々も気がついて欲しいと思います。スーツからタイを外しただけの不格好なスタイルや革靴ゴルフ着から、おっさんたちもだんだんさまになってきた、というか、見栄えに慣れてきました。
西海岸のTシャツ制服よりよほどいい。(しかもアメリカは夏の室内が寒すぎる)。
次は浴衣ファッションでどうでしょう。世界のモデルとしても。