海運マースク、１万人の人員削減－低調な市況は2026年まで継続へ

コメント

注目のコメント

• 松田 琢磨

  拓殖大学商学部国際ビジネス学科 教授

  ・2023年11月04日

  コンテナ海運市場は，2022年後半以降コンテナ輸送量が伸び悩む一方で2020年後半から発注が進んだ新造船による供給圧力のために，運賃はコロナ前の水準に戻ってしまいました．物価水準やコストの上昇分を考えると，利益はかなり出にくいものになっています．新造船の投入は2024年まで続きますし，記事にある通り，しばらくは厳しい状況が続くものと思われます．
  
  また，2025年の2Mアライアンスの解消に向けて準備が進んでいますが，もともと規模に劣るマースクは苦しくなると言われていました．そんな中でもしかしたら先手を打ったのかな…とも思わされますが，もう少し様子を見る必要があると思います．
• 角井 亮一

  戦略物流専門家 日経「物流革命2024」、PHP「最先端の物流戦略」など日米中韓台越で、40冊以上出す著者であり、起業家

  ・2023年11月04日

  世界最大のコンテナ海運会社マースクのクラークＣＥＯは、「向こう２－３年は極めて抑制された厳しい環境」と発言。
  全従業員の９％（１万人）の人員削減を決めたそうです。
  #マースク
  #コンテナ海運会社
  #MAERSK
• 小川 健（たけし）

  専修大学・経済学部(国際経済) 専任教員

  ・2023年11月04日

  2021年のコロナ後からの急回復の際は空いたコンテナが見つからないと日本企業は嘆いたものですが、こういう報道が出るということは、次のステージに入りましたね。