「インフルエンザ」早期流行で前倒し販売 保険加入者が半月余りで1万人突破
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インフルエンザの流行のピークは毎年冬期の3ヶ月程度。そして毎年約1000万人以上が罹患すると言われています。単純計算だと12週の内、1週間会社を休むリスクが10%近くある疾患ということに。ですので予防接種の対費用効果が高いのです。
一方のコロナワクチン、毎回副反応の高熱で1日2日会社を休む方もいますし、変異株の問題もあり流行のピークがインフルエンザより読みにくい。高齢者や基礎疾患のある同居人がいるなどのご事情、また料理人などは味覚障害嗅覚障害が仮に発生した場合の損失が大きいのでこのリスクのレイティングを上げるなどをし、副反応で必ず翌日高熱で会社を休む方はその損失を加味する。こちらはここの経済状況なやリスクで加入を判断するがん保険などと同じく今後はある程度個人が自分自身のリスクを見極め判断するものになりつつあります。
よく会社で両ワクチンについて質問されると、インフルエンザはコスパが良いので絶対おすすめ。コロナワクチンは医師の「公式見解」としては是非接種をです。ですが個別の事情やリスクとベネフィットを勘案して個人での御判断でも良いかもしれません。くらいのニュアンスで話します。
先日経済評論家の山崎元さんががん保険は自分にはいらなかったと書いていましたが、まだ個別事情でがん保険をつけたい方の人の気持ちはまだ分かります。ただインフルエンザ保険に関してどんな属性と方が加入しているのか正直想像がつきませんでした笑。
注目のコメント
インフルエンザのために、こんなに多く保険加入者が増えるのは知りませんでした。癌や膠原病など、特に健康面に問題がなければ、インフルエンザはワクチンを打って予防し、家でじっとしていれば治る病気です。高齢者においては重症化のリスクがあるので、要注意です。
どの様な方がこの保険を利用されているのか分かりませんが、個人的には健康な人であれば、毎年このシーズンに保険に入る必要はないのでは、と考えてしまいます。基本的に国民皆保険の日本国内で追加の保険に加入する必要性は乏しいと思います。最もコスパの良い「保険」は「予防接種」であることをご確認ください。予防接種により、そもそもインフルエンザによる入院を防げる可能性が大いに高まるからです。健康を考える上では、予防接種を受ける人が増えることの方がよっぽど大切です。
3ヵ月間保険でカバーすると保険料1,080円に対し、治療保険金が7.000円、入院保険金が30,000出るといった設計のようですね。インフルエンザの流行期に10万人あたり2,000人が感染するとして自分が罹る可能性は2%です。7000円の2%だから受け取る治療保険金の期待値は140円に過ぎません。入院するほど悪化するのは罹患者の1%に満たないようなので、30,000円の入院保険金の期待値は6円程度でしょう。 お見舞金目当てに必ず感染して見せる、といった人は別にして、罹患する確率をかなり高めに見積もっても、受け取る保険金の期待値は保険料に見合わないような気がします。
保険料には保険会社が負担する人件費や事務コスト、更には保険会社の儲けが含まれますから、払った保険料が受け取る保険金の期待値に見合うことは通常はあり得ません。7,000円なり30,000円なりが生活水準を変えるほど重要な意味を持つなら話は別ですが、損得を考えたら保険料を大事に貯めて置く方が得なはず。
インフルエンザに罹ったショックが7,000円の見舞金で癒されるなら損得勘定抜きで買っておくのも悪くないかもしれませんけどね (^_-)-☆