イスラエル軍「新たな重大局面に入った」ガザ市を包囲 本格侵攻へ
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ガザ地区は南北に細長く伸びており、西側は海、北と東側はイスラエルに接し、南側はエジプトに接しています。
イスラエル軍の地上部隊は、ガザ地区の中央部を一気に横断し、北側3分の1と、南側の3分の2を分断しました。
現在、イスラエル軍の地上部隊の掃討作戦は、もっぱら、この北側3分の1で進められています。
北側3分の1には、ガザ地区の中心部であるガザ市も含まれます。ガザ地区220万の人口の内、60万人がガザ市に住んでいます。
イスラエル軍の当面の目標は、北側3分の1に存在するハマースを殲滅することです。
ハマースはほとんどが地下トンネルに潜んでいるので、通常の爆撃や、地面の上での戦闘では、あまり損害を与えられません。
ガザ地区に広がる500kmもの地下トンネルを攻略するのは至難の業で、海の水を引き込むのも選択肢の1つです。
一方、ガザ地区住民200万人の大多数は、南側3分の2に押しやられています。
イスラエル政府にとって最も望ましいのは、南端のエジプトとの国境を押し開けて、200万人をこのままエジプトへ追いやって、二度と帰ってこさせないことです。
ガザの地下にはどんなトンネルが広がっているのか ハマスの映像を分析
https://www.bbc.com/japanese/video-67281827地下トンネルにイスラエル兵が入っていくと甚大な被害を受けるので、インフラの遮断、水攻め、入り口の封鎖等、戦国時代の城攻めの様相を呈してきたが、問題はトンネルに監禁されている人質はどうするのか、という点だ。
先週のイスラエル軍の地上軍展開以来、イスラエル兵士がガザで18人死亡したと報じられているが、驚いたのはその中に中佐も含まれるとのこと。中佐って、相当に高級な将校のはずで、普通は18人の死亡者の中に含まれることはないはずだが。どういう状況なのかなー。