• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

原始惑星衝突の残骸か 地球マントル最下部の塊―国際チーム

時事ドットコム
84
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


注目のコメント

  • badge
    Interstellar Technologies K.K. Founder

    光格子時計を使った超正確なGPSできたら重力場の違いが判別できて正確な大きさとか位置が特定できるかもですね。


  • 国内航空会社 気象予報士

    地球の衛星である月の形成について、ジャイアント・インパクトという巨大衝突が地球の形成初期にあったという説が学会でメジャーになったのはおよそ40年ほど前ですが、今まではあくまで現在の月の組成や構造から推定して最も筋が通る説という扱いでした。証拠といえるほどの材料が地球側にないこともあったのですが、アリゾナ州立大学のQian Yuan氏を中心とする研究グループでは数年前から太平洋とアフリカのマントル下部に存在するLLVPと呼ばれる領域に注目しており、これが過去の巨大衝突の残骸と推定されるという研究になります。以下の大学側のプレスリリースが詳しいです。
    https://news.asu.edu/20231101-asu-researchers-discover-earths-blobs-are-remnants-ancient-planetary-collision

    仮にこの説が本当であったとすると、巨大衝突の全容がかなり明らかとなります。今までは、ただ巨大衝突があっただけでは地球も相手方も粉微塵になると言われていましたが、そこは相手方が地球と太陽におけるラグランジュ点L4ないしL5で形成され、その後の軌道の不安定化により割と低速度で地球と衝突したということで説明ができるようになっています。しかし、衝突の実態についてはまだ明らかではなく、地球も相手方もすべてが融けて融合するような形でさらに月だけが飛び出したのか、あるいは衝突で融けたのは互いに割合表面に限定されており、月にも地球にも相手方由来の成分を多く含んだ岩塊が存在するのか、が分からずにいましたが、こうした証拠を積み上げるとどうやら後者のほうに近かったのではないかと考えられます。衝突後に地球のマントルにばらばらに存在していた破片は、その後の地球のマントル対流により徐々に凝集し、現在のように太平洋とアフリカの下にやってきたのでしょう。ちなみにLLVPは地球のマントルよりも数%密度が高く鉄分などの金属を多く含んでいると考えられていますが、マントル下部はおよそ3000kmの深さですので、資源利用は現代においてはできません。


  • badge
    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    地表がこんなにわちゃわちゃしているとは思っていないでしょうね.


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか