米国務副長官に知日派指名 「豪腕」カート・キャンベル氏
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シャーマンが国務副長官を辞任した後の空席を埋める形。彼女はイラン核交渉などで名をはせた人だが、アジアの専門家というわけではなかった。キャンベルさんの方が適任と言えよう。本人もやる気があるようだし。
ウクライナに加えて中東でも軍事衝突が勃発し、米国は戦力の分散を避けるため、東シナ海や南シナ海、台湾での力による現状変更の野心を高めている中国に対し、融和的な動きをし始めている中、中国の脅威を熟知しているだろう方が国務省No.2に就くのは、日本にとっても良い知らせではないでしょうか。
アーミテージ、キャンベル、マイケル・グリーンの知日派3人衆のキャンベルですね。「インド太平洋調整官」は、キャンベル氏をバイデン民主党政権が処遇するために新設したポストだったような印象がありますので、国務副長官は順当な人事なようにも思えます。逆に言うと、日米間では、緊急性の高い外交問題が存在しないということでしょうか。