「ロジックだけ」では人を動かせない納得の理由
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根拠としてデータやロジックをガッチリ詰めるのは大事。しかし、私が400人規模の在外子会社を統括した際、人を動かすのは結局、感情を動かすストーリーでした。
すなわち、ロジックで論破しても、そこに共感や共鳴・同情がないかぎり人は動かない。訴求したい相手が“自分事”として(1人称で)考えるように訴えないと有機的に動かないということです。これは私にとって大きな経験でした。
又、記事にある「反応を正確に予想するということよりも、想定した反応に先回りしてメッセージをするというプロセスが大事」というのは、コミュニケーションの鉄則だと思います。相手の立場を考えずに一方的に伝えるのは、無鉄砲な突撃と同じ。
例えば、不特定多数の関係者に面倒な依頼をする際に「今から依頼する事は、皆さまにとって煩雑であり、面倒くさい事であるのは理解しています。」と枕詞を置き、続けて「しかし、それを今やるのは、避けられない理由があるのでご理解を頂きたいと考えています。」とか「それを今やっておけばその先に皆様にとってもメリットがあるのです。その辺りも含めて説明します」といったことを付け加えて会話するだけで、相手の聞き方や取組みスタンスが大きく変わります。これは、現在携わっている大型PJで多用しています。(ちなみに「申し訳ないのですが」や「お手数ですが」だけでは✕)
ロジックをぶつけるだけでは動かない。感情が相容れなくても動かない。互いが共感・共鳴・同情できる感情が生まれないと動かない。
大きなところではイスラエルの問題であったり、中国の拘束問題であったり、思考回路がそもそも違う相手に、こちらのロジックや一方的な感情で訴求しても何も変わらないと思っています。(C) これからはお年寄りにも喜んでもらう事がしたいんだ。すぐできる事で思いついた実現できそうな事はアプリを作って喜んでもらう事なのでプログラミングを学ぼうと考えているんだ。
を提案したい。
(A)も(B)もプログラミングを学ぶ前提で本質から外れているから50歩100歩で却下です。
プログラミングは手段であって目的では無いので、どちらもロジックにすらなっていないと思います。
細かい事言うなよって言われそうですけどね。ロジカルモンスターはどこにでも現れる
自分の気持ちを言葉に出すのに不慣れな彼らは、自分を主語にすることに強く抵抗する。なぜ自分がやりたいのか、やるべきと思ってるかなんて考えたこともない
組織内の人間関係、パワーバランスの中で意思決定することに慣れると、純粋な自分自身の気持ちをそのまま守り切ることなんてできないから、それはしょうがない
自分にとっての意味も、相手にとっての意味も、いっしょに対話の中で見つけ直さないといけないのかも