「ONE PIECE FILM RED」から「マリオ」まで、増えるリバイバル上映と変化するその様相
Yahoo!ニュース
37Picks
コメント
注目のコメント
CDで音楽を聞き直すかのように映画館を使う時代になってきた。
20日からアンコール上映された「ONE PIECE FILM RED」が先週の週末観客動員数で首位を飾り、新たに興収1.6億円を記録したことからも窺えるように、既に映像ソフトも発売され、定額見放題配信さえ行われているにもかかわらず、“いつでもどこでも好きなだけ視聴できる作品をわざわざ映画館にみに行く人”が、現状これほどまでに存在しているのです。映画館はもはや新作映画を探しに行く場所から,最高の音響設備で映像を楽しむ場所という位置づけに無意識のうちに変化してきていると感じます.
サブスクで観て面白いと感じた作品をもっと楽しみたいというニーズが強いからこそ,映画館での再上映が盛り上がっているのでしょう.
「サブスクで好きな映画を探して映画館に行く」というこれまでとは逆転の現象がこれから進んでいってももおかしくないと個人的には考えています.「ONE PIECE FILM RED」は家族と観にいきましたが、映画を観ると言うよりもライブに行った感じでした。作品の内容以上に心にまで響く音響や大きなスクリーンなど五感でどれだけ楽しめるのかが重要視されているように感じました。