【利益1兆円】三菱商事の次なる「稼ぎ頭」が強すぎる
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メモ📝
◯銅の可能性について
・銅は銀の次に電気を通しやすい金属で銀よりも安いからこそ、建物、電線・通信網などインフラに不可欠な素材となり、経済発展した地域で需要が伸びてきた
・脱炭素をめぐり、再生可能エネルギーの急加速や、各国のEVシフト、さらには蓄電池の大量導入が進んでいく中で、世界中で「電気を通す」という需要が爆発し、そのすべての分野で「銅」が必要になっていく
◯銅ビジネスにおける日本の立ち位置について
・精錬というプロセスにおいては中国が市場を支配しており、中国に依存するアメリカ、ロシアはサプライチェーンの問題を抱えている
・日本は精錬量で世界3位であり、銅鉱石はすべて輸入しているにもかかわらず、製造業の強い日本は消費地・加工地としての需要があり、国内に7つの精錬所がある
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注目のコメント
製造業の強さとは、こういうことか──。銅について調べていて、改めて感じたことです。
銅に限らず、リチウム、コバルト、ニッケル……中国が、なぜこれだけの資源を抑えられたのか、それは国内に製造業があるからです。一方、資源はあるのにサプライチェーンに弱みを抱える米国は、ハードからソフトへの産業転換で、製造業が衰退しました。中でつくるより、外から買ったほうが安いなら、安いほうを選ぶのは合理的です。でも、米国は今、そのツケを払っているようにも思えます。
日本は、今回登場した住金鉱山のような企業に支えられています。そして、そうした企業を三菱商事のような商社が資源の調達などでサポートし、日本全体の産業がまわっています。
製造業があることで、産業は広がりと深さを持ちます。製造業の奥深さと日本の産業構造の奥行きを感じてもらえたら幸いです。最近、大手商社でチリに行く人が多いなと思っていたら、銅がらみなのでしょうね。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1941U0Z10C23A6000000/
その中でも、三菱商事が、35年前に当時大成功していた原料炭事業のビジネスモデルを横展開して、ペルーへの出資を始めていたとは、すごいことですね。
その時点で、脱炭素分野で銅の需要拡大が見込まれると予測していたかはわかりませんが、将来の稼ぎ頭になりうる事業への種まきを惜しまないことがポイントなのだと思いました。
三菱商事の資源メジャーとしての強みを実感する記事でした。三菱商事の先見の名はこんなところまで。さすがとしか言いようがない。
銅のサプライチェーンにおいて日本が競争力が高いことを初めて知りました。中国に比べると規模が違うがこれから伸ばしていけるポテンシャルは十分ある。
どんなにテクノロジーが進化してもそれを実現するための資源と製造はずっとなくならない。
製造業回帰は必然かも知れない