家賃高騰で追い出され…カナダで路上生活者が急増
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西海岸のバンクーバーでも同様の問題が起きているように思います。これは移民の増加というよりは、中国をはじめとする外国人富裕層投資マネーが不動産価格を大幅に釣り上げていることがあります。アメリカのどの都市よりもカナダはいろいろな意味でオープンなのではないでしょうか(最近は規制強化)。
これらの外国人が購入したコンドミニアムや家に実際住むことは多くなく(彼ら彼女らの生活もある)、あくまでも投資目的。結果バンクーバーのウォーターフロント一等地のコンドミニアム群は人が住んでいる気配があまりなく、外から見ても暗かったりします。
その一方で増え続ける現地人のホームレス。。。見ていて非常にやるせない気持ちになります。アメリカでも見られる傾向。まず資産格差とマネー経済が膨らみ局地的にバブルになりやすい土壌があり、NYなど不動産価格の高騰。FIREできる人も増えた分だけ労働力が減って人手不足が慢性化して賃金も物価もあがる。耐えられない人はNYから離脱したりホームレス化していく。移民は労働力の輸入でもあるがそんな厳しい世界でうまく立ち回れる人ばかりじゃなく治安も悪化。の割に警察などの予算をつけず取締りがゆるくなることで更に悪化という悪循環。金持ちは治安の悪いエリアを避け警備員や壁などで隔離して分断が進む・・。
残念ながら格差社会は『住む世界が違う』ワケで互いの理解度は極めて低い。それはまるでイスラエル国民が人質を心配する割に空爆で死ぬガザ市民を軽視するのに近いと思う。冬が厳しいカナダで路上生活は痺れますね。
私の住んでいるフィリピンにはたくさんの路上生活者がいますが、生命の危機はありません。
しかし、カナダでの路上生活は即生命の危機だと思います。