太陽光パネル80万トンが寿命へ。廃棄パネルはどうする?
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太陽光パネルの廃棄処理は長らく懸念されてきた問題です。はじめから購入時に廃棄費用を徴収する制度を設けていなかったことは、後の環境問題を予見する上での重要な見落としとの指摘も多くあります。
処理費用を避けるためにパネルを不適切に放置する状況が生じ、これが日本の空き家問題に似た状況を引き起こす可能性があります。放置されたパネルは、景観の破壊だけでなく、有害物質の漏れや生物多様性への影響など、広範な環境問題をもたらす恐れがあります。
一方で、多くの民間企業がこの問題に対処しようと動き始めています。太陽光パネルの適切な処理を促進し、処理コストを削減するためのワンストップサービスが実証されていますし、コストを抑えた適正処理やリユースの技術も開発されてきています。
去年廃棄費用積立制度が導入されましたが、処理コストが低減し、ここで積み上げたお金が返ってきてお釣りも出るとなれば、適正処理のインセンティブは働きやすいかもしれません。しかし、処理サービスも安かろう悪かろうで、安いだけで選んでしまうと、不法投棄や不適正処理のリスクも否めないので、信頼できるところを選ぶ必要があります。記事の最後にある「うわべだけのサステナブルに惑わされず、本質的な取り組みを進めていかなければならない」は本当にその通りだと思います。森林を切り開いて設置する太陽光パネルの意味、意義を見直すべきかと思います。廃棄物もしかり。ライフサイクル全体の評価という認識が日本はまたまだ薄いので、その認知を進めるべきではないでしょうか。
太陽光パネルは購入時に廃棄費用も同時徴収しておくべき。
そもそも製造コストと資源投入量と永続性を考えると太陽光パネルはエコロジーなのか疑問。
ポピュリズムに走る目先だけの考えの為政者と経営者ばかりだとこういう事態になる。