グーグル、AI新興企業アンソロピックに20億ドル追加投資へ-関係者
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先日のAmazonからの出資からほとんど間を置かずに今度はGoogleが追加投資。Anthropicのモデルは日本語を含め多言語での高い性能や、コンテクストの長さなど優れた特徴を持っている。出資の動向を見ているとやはり優れたモデルを出している会社に金が集まってる。
記事にもあるように、Amazonも40億ドルの投資を発表したばかり(①)。
Alphabetは今年年始にAnthropicに3億ドル投資(なお元CEOのエリックシュミットが確かエンジェル投資家としてもっと前から投資)をしていて、ただAmazonとAlphabetの投資金額を考えるとAmazonの持ち分の方がこれでも大きいのでは?
以下は①でのコメントの再掲になるがOpenAI+MSに対して、Anthropic+Google/Amazonという形。
AnthropicはOpenAIのメンバーが独立した企業だが、安全・倫理面が大きい理由でもあった(②)。
Anthropicは先日、「AI憲法」を公開した(③)。個人的には「Don’t be evil」を思い出すもので、OpenAIがそもそもGoogleの研究者が多かったりAttention is all you needもGoogleが出したものであることなどの文脈・水脈は、今後を見通すうえでも大きいモノだと思っている
①米アマゾン、生成AIのアンソロピックに最大5900億円投資へ(2023年9月)
https://newspicks.com/news/8956472
②Googleが大型投資するAI企業「Anthropic」とは
https://newspicks.com/news/8439697
③ジェネレーティブAI開発のAnthropic、倫理的な行動と開発を促す〝AI憲法〟を公開
https://newspicks.com/news/8434530AIスタートアップへの巨額出資は概して既存のテック事業者が独占状態。そして今回の生成AI革命の価値は金のかかるモデルやチップなどのインフラ層に偏在しているとするならば、スタートアップやVCにとっての機会とリターンは何処に。