【解説】消えゆくY染色体の運命と「性」の意外な柔軟性
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なんか…. そう言う事なので、生き物の性とはかく言う通り曖昧なものであるため、LGBTQの理解増進は非常に常用な事なのです と言う結論に導かれていくような気がする…
この記事は緻密に計算されている。前半は科学的見地に立ち、Y染色体が減衰している事を述べるとともに、実際にY染色体が消失している生物の事例や、人とは異なる性決定のメカニズムを説明している。しかし、ここまでの説明だと、メカニズムは異なれど自然は雌と雄という2つの存在は必要なので、SRYやDMYなど様々な代替手段が用意されている。つまり、女と男と言う、役割が異なる二つの存在が共存する事が大事なのだ!と言う結論を許してしまう。
という結論を塞ぐため(かどうかは、分からないが)最後のセクションでは、人1人の人生の変遷に注目すると、決して性とは確定的なものではないのだ…という方向に誘導している。
つまり、前半は科学的な実験に基づき、様々な可能性を示唆しつつ、性については中立的な意見にとどめつつも、読者の心に揺らぎを作り、結びに近いセクションで人の人生において性は確定的ではないと言う印象を強くしている。
病気を含む様々な理由による性の揺らぎに悩む人々に寄り添うことはとても大事。しかし、それを一般化して男女の違いは認めるべきではないのだ と言うような極端な思想に走ると、混乱を生むし、(トイレが一つになるなど)女性の安全は損なわれるし、その思想を浸透させるべく教育を推進すべく予算がつく過程で利権が生まれ、腐敗が進む可能性がある。とても、センシティブな記事です。
注目のコメント
男性が持つY染色体が、進化の過程でどんどん小さくなっているって知っていましたか? 研究者らによるとY染色体はいずれ消える運命にあり、それは時間の問題だというのです。
では男はいなくなってしまうのか……。と悲観するのはまだ早いようです。詳しい理由は記事をご覧いただければと思いますが、生き物はY染色体に頼らない柔軟な性の決定方法を持っているようです。
そして、ヒトを含め生き物の性には、これまで考えられていたよりも「揺らぎ」があることもわかってきました。衝撃だったのは、将来世代ではなく今まさに「俺たち」の体の中からY染色体が消えていっているかもしれないという事実です。
では、男とはいったいなんでしょうか。女とはいったいなんでしょうか。究極の謎について考えていきます。以前、NHKスペシャルで、ドミニカ共和国のとある村では50人に一人が幼少期から青年期にかけて性転換が起きているという現象を取り上げていました。
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/blog/bl/pneAjJR3gn/bp/pn11RwvEEn/
性とは、そもそも柔軟にコロコロ変わるもので、性同一性障害も障害や疾病でも何でも無く、生命としては極自然な現象なのかも知れませんね。