アマゾンの売上高と利益、予想上回る-小売り部門や経費削減寄与
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収益源のAWSは前年同期比の売上増が12%と、Azureの29%、GCPの22%を下回ったものの織り込み済みで、広告事業の成長が予想を大きく上回った事と、Q4のガイダンスも良好だった事で株価は時間外で約4%の上昇
Amazonの決算も良かったですね。EPSは予想59¢に対し結果94¢。売上高1430.8億ドル、成長率は前年同期比+12.6%。営業利益は112億ドルで、前年同期の25億ドルから大幅増。
AWS売上高は前年同期比+12.3%の230.6億ドル。Azureの29%、GCPの22%と比べると成長は鈍化。特にAzureとの競争は今後注目AWSとEC北米部門の黒字でEC国際部門の赤字を補填するという収益構造だったアマゾン。21年第4四半期から北米部門は5四半期連続赤字だったものの、今年に入り3四半期連続で黒字。国際部門も黒字化が近い趨勢になってきました。EC部門では生産性が向上し、より強靭な事業・収益体質にアップデートしたことは見事だと思います。一方でクラウド売上の成長率は、マイクロソフトの今期29%増とは大きく見劣りする12%増、マイクロソフトに市場シェアでも追い上げられています。生成AIでの出遅れが影響していると思います。来期以降は生成AIでの挽回が大きなテーマになってくると思います。