米GDPは年率4.9%増、2021年以来の急成長-個人消費勢い増す
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先ほど発表になった第3四半期の米GDP速報値は予想を上回るかなり強い内容でしたが、米国債利回りが下げの反応を見せており、米株式市場は下げ渋る動きを見せている状況。
事前に強い内容が予想されていたこともあり、材料出尽くし感が出ている可能性もありそうです。
FRBは来週のFOMCで金利を据え置くとの市場での見通しに変化ありません。
この数字でFRBは利下げには慎重になったかもしれませんが、来週のFOMCに向けて針が動いたわけではなく、追加利上げと高金利維持はあり、立て続けの追加利上げ継続はなしと言う感じでしょうか。ただ、内訳を見ると在庫の寄与が大きかったので、ヘッドラインの数字ほど7-9月期の米国経済は強くなかった印象です。
とはいえ、一方の10月の米国PMIは依然として強めの数字でしたので、学生ローン返済が再開された割には米経済底堅い印象です。Q3の米国経済は4.9%増と大きく動きましたね。
今年は市況感がアップ&ダウンで様子見の投資家が多くはっきりしていなかったのですが、このニュースに今晩の米国マーケットは動きそうです。