若者の「建築業界離れ」が深刻になってきた…「労働時間は長く賃金も低い」厳しい実態
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現在、建築費が高くなっている要因として、資材費の値上りと人件費の値上りがあると言われています。
その中の人件費の値上がりの理由ですが、人手不足という点もありますが、働き方改革が2024年4月から建築業界へも適用されることが挙げられています。
業界もこれに対応するため、短納期やコストに見合わない受注を減らしています(これらの影響を受けているのが、大阪万博といわれています)。
このような対応の結果、建築費が高いと言われるのであれば、それは物価の上昇に対して、世の中の給与が追随できていないのかもしれません(逆に言うとこれまでは無理な工期と低賃金によって価格を維持していた)。
建築費への理解が広がると共に、働き方改革による作業員の労働時間短縮と適正賃金に期待しています。
ただ人手不足の解消は、現在は業界イメージもあり厳しいかもしれませんね…
ちなみに、このような話題になるとテクノロジーによる効率化とよく言われます。
下記のような建設テックに関する記事もありますので、ご参照ください。
「今の延長で人手不足問題を解決するのは結構難しい」
https://newspicks.com/news/8333187真夏の現場は地獄ですしね。私の見てきた限りでは立場が上がると作成書類も膨大になり安全対策にもかなり気を使っている人ばかりでした。そして出向という形でそういう立場に立っている人の中には驚くほど低賃金の人も多いです(つい先日ももうやってられないから辞めるという話を聞きました…)
細かな改善程度では若者が増える未来は全くイメージできませんね。これはバランスの問題なので、人件費すなわち建設費が高騰して、建設需要が減少すれば自ずと需給は均衡し人手不足は解消します。
但し、元請けのゼネコンや仲介する商社が下請けの利潤を中抜きすることを辞めるという条件付きですが。
構造的な原因を管理のDXや施工の機械化に転嫁するのはやめた方がいいです。それらでは元請けの表面的な生産性しか改善しないためです。
問題の根幹は外部不経済が末端に押し付けられている所にあります。