横浜銀行やりそな銀行など、保険窓口販売の商品絞り込み - 日本経済新聞
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大手地銀等で窓販用の保険の商品数を絞り込んでおり、その理由の一つとして、取扱数が多すぎると、販売員が適切な説明ができずに顧客の不利益となる恐れがあるからとのことです。金融庁も、金融機関に対するモニタリングの結果として、「自社で取り扱っているリスク性金融商品の数が多く、営業現場で商品性の理解が十分に進まないため、顧客に対しても最適な商品説明・提案ができていなかった。また、顧客の総資産を把握した上で最適な提案を行うため、ライフプランシミュレーションツールを導入したものの、営業現場は十分に活用していなかった。」などと、かなり厳しい評価を下しており、それを受けた動きかと思います。
時々通勤電車の中で、新商品と思われる投信や保険のパンフレットを一生懸命勉強している姿を見かけ大変だなと思うことがあるのですが、金融商品に限らず電化製品なども同様に、時に過剰と思われる機能満載の新商品を好む顧客(日本人)にもその責任の一端があるかもしれないと思いました。顧客の真のニーズはもっとオーソドックスな商品でも満たすことができるかもしれず、そうしたアドバイスにこそ付加価値があるのではないかと思います。