荷物自動輸送の専用道路を整備 国交省「10年で実現」
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自動運転や追尾走行では、車間に車などの障害物が入った際に、再度設定のやり直しが生じるなど、自動と手動を共同で利用するのは課題が多くあります。
専用レーンを完全に個別に作るのは合理的かと思います。長距離はこのような方法で自動化するとして、短距離との接合点をスムーズに荷物を流すかも議論の必要が出てきそうです。
注目のコメント
一定の貨物量が期待でき,自動運転のトラックが多いと予想される関東―名古屋―阪神あたりは,専用道路の整備があっていいかもしれませんね.過疎地域などで自動輸送が必要なところは,高速道路などを自動輸送専用にしてしまうなども考える余地があるのかもしれません.
この報告書は、第59回国土幹線道路部会 配付資料
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/road01_sg_000659.html
高規格道路ネットワークのあり方 中間とりまとめ
~経済成長と国土安全保障を実現するシームレスネットワークの構築~
になります。
記事では、「自動物流道路」の整備構想がフューチャーされていますが、どういうものかは、「自動車に頼らない新たな物流形態として、道路空 間をフル活用したクリーンエネルギーによる自動物流道路(オートフ ロー・ロードAutoflow Road)」と、なかなか想像しづらいです。
因みに、
高規格道路とは、昭和62年に閣議決定された第四次全国総合開発計画では、多極分散型国土の形成を目指し、交流ネットワーク構想を推進することとされ、その実現に必要な基盤施設として位置付けられたもの。
幾度かの検討が加えられ、直近では「新広域道路交通計画における、国土を縦貫あるいは横断し、全国の主要都市間等を連結して、その時間距離の短縮を図る国土の骨格を支える基幹的な高速陸上交通ネットワークとして、 高規格幹線道路と地域高規格道路などを一体とした規格の高い道路で、求められるサービスレベルが概ね60km/h以上の道路。全線にわたって、土地利用状況等を踏まえた沿道アクセスコントロール等を図り、求められるサービスレベルの確保を図る。」とされています。
同報告書では、今後の高規格道路が果たすべき役割として
1)経済成長・物流強化
2)地域安全保障のエッセンシャルネットワーク
3)交通モード間の連携強化
4)観光立国の推進
5)自動運転社会の実現
6)低炭素で持続可能な道路の実現
7)道路の枠を超えた機能の高度化複合化
の7つを挙げており、本記事は7について述べています。
これだけドラスティックな国土変化ができるでしょうか。
歴史的にも日本の道路はけして、国際的に先行していた存在ではないことも、本報告書からわかります。人口減社会に向けて、道路もトランスフォームできると、日本の未来も明るく感じられます。