上司の82%は「偶然の管理職」「昇進は能力や実績より人間関係に基づいて行われる」
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注目のコメント
ロバート・D・チャルディーニの影響力の武器にある通りですが、専門性は必要な要素の一つでしかなく、他にもリーダーとして影響力を発揮する要素は魅了性や返報性、一貫性など複数ありますからね。
>新任マネジャーが犯しがちな過ちは「その部屋で最も賢い人間 でなければならない」と考えることだと語った
イギリス国内の調査ですが、日本でも当てはまりそうなデータだと感じました。イギリスで調査をしたら、管理職の8割は、正式なマネジメント研修を受けずにマネジャーに昇進したとのこと。では正式なマネジメントトレーニングとは何かというと、記事では、目標達成、ポジティブな職場環境、イノベーションと改善を醸成する組織文化、スタッフのスキルアップ、そして優秀な人材の登用と定義されていて、これらができると企業の業績向上につながるので、国としても目指していかなければいけないとしています。
ちなみに日本でどうかというと、HR総研の調査によると、大企業で8割、中小で6割が管理職研修を実施していますが、課題として、実施効果の測定ができていないことが挙げられています。
それは、日本では管理職としての役割・責任が明確になっていないことに起因しています。研修実施率よりも、管理職のジョブ定義から見直したほうがよさそうですね。