生成AI 日本での認証制度づくりに企業が新たな業界団体設立へ
NHKニュース
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生成AIの難しいところは「将来的な法改正や、レピュテーションリスクによって使えなくなるかもしれない」というところです。
例えばですが、かつてInstagramがAPI利用規約や仕様を大きく変えたために、そのAPIに依存していたベンチャーのサービスがいくつか吹き飛ぶということがありました。
クッキーで成果計測を行っていた広告・MA系のサービスもGDPRやそれに伴うiOS、ブラウザの仕様変更の対策に追われました。
コストをかけてサービスに生成AIをインテグレートしたり、オペレーションに組み込むなりしても、依存しすぎないように設計しているというサービサーは多いのではないかと思います。
「AI活用が進まない」と度々指摘されますが、これは保守的な国民性によるものだけではなく、ある意味まっとうな意思決定もその背景にはあります。
業界団体等含めて色々なアプローチでStableな状況にする、ということは利用促進に必要なパーツの1つでしょうね。政府がガイドラインを提示して、民間が認証するのは良い方向と思います。
各企業がどのようなプロセスや体制を用意すれば良いのか、その方針はガイドラインで示されます。しかし、どこまでやれば良いかは普通書かれていないからです。
認証があれば、社内で体制を整備しやすくなるでしょう。生成AIの普及を後押しするような動きになるのなら良いけど、大企業あるあるの現実的じゃないガチガチのガイドラインになって発展スピードを妨げるような動きにはならないで欲しい。