スタバのレジで現金払いする国は日本だけ?「なんか危なそう」と思われたらアウトな日本で、キャッシュレス化が進まない根本的理由
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「サービス開始当初に「なんか危なそう」と、特に中高年層に思われてしまった結果、キャッシュレス決済の普及につまずいてしまった」
これは、マイナンバーカードにもつながる。
最初に扱いを厳重にし過ぎ、カードの受け取りにも予約が必要で、カードには住所や氏名を黒塗りで隠す謎のプラスチックケースがついていたことで、「なんか危なそう」というイメージがついたと思う。
何事も初動が大事ということです。なんか危なそうという意識も中高年を中心に確かにありますが、それ以外にもキャッシュレス化を阻む要因はあります。
1つは、お金を払う側ではなく、お金を受け取る店のほうの問題で、未だに頑なに「現金のみ」という店が観光地などに存在すること。ケーブルカーやローカル鉄道など、交通機関でも現金しか使えない。有料道路の料金所や駐車場でも現金のみのところがあります。
もう1つは、ポイント制度の乱立と、それに伴う工程の多さ。せっかくキャッシュレスで素早く決済したいのに、決済待ちの行列ができていても店独自のポイントカードとかを読み込ませる手間がかかったり、とにかく決済が完了するまでの工程が多すぎること。これでは現金のほうが簡単です。マイナンバーカードを保険証として使う時ですら、顔認証はいいとしても、その後何回も「同意しますか」という質問にタッチパネルで回答しなければならない。しかもそれを毎回やらなければならない。新しいシステムは便利という感覚がなく、工程ばかり複雑で時間のムダです。決済そのものも非効率ですが、キャッシュレスのセルフレジで他人の(数円の)ポイ活のせいで自分の数十秒が奪われるのが私は非常に腹立たしいです。たまーに利用するコンビニで、長蛇の列の先頭でプラスチックカードを財布から出したりしまったりモゾモゾやってる老若男女を見ていると、後ろから後頭部をアレしたくなります。
日本人が変わることはあまり期待できないので、ポイ活も決済も、サービス提供側に抜本的なuiの改善を希望したいです。