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「やせ薬」オゼンピック、心臓や認知症にも効果か-既存薬業界の逆風に

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    専修大学 商学部教授

    商品名として「オゼンピック」がついている医薬品は、「2型糖尿病治療薬」であり、「抗肥満薬」ではありません。ましてや「やせ薬」ではありません。記事などに広告性が存在していた場合、薬機法(第68条)に違反するような内容ですから、注意して読む必要があります。

    商品名「ウゴービ」となっている医薬品は、「オゼンピック」と同じ薬理活性を発揮する成分「(一般名)セマグルチド」が含まれていますが、「抗肥満薬」としての効能が得られています。用途別に商品名が分けられています。

    「(一般名)セマグルチド」は、GLP-1受容体作動薬(GLP-1RA)と言われる医薬品で、糖質などの炭水化物の摂取時に出るGLP-1という消化管ホルモンは膵臓β細胞に働きかけてインスリンを出させ、血糖値をコントロールする役割を持っているところ、GLP-1RAもこれと似た働きをする点が、開発の発端でした。

    血糖値が下がれば、肥満の抑制につながることが推測されること、またGLP-1RAは、摂食中枢(脳)にも作用し、消化管の機能を抑制することにより食欲を抑える作用を示す基礎データが得られたことから、抗肥満効果を確認するための臨床試験が実施されました。

    その結果、認められたのは、高血圧、脂質異常症又は 2型糖尿病のいずれかを有し、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られない「肥満症」が対象で、以下のいずれかに該当する場合に限ります。
    (1) BMI が27以上であり、2つ以上の肥満に関連する健康障害を有する
    (2) BMI が35以上

    BMI27は、身長170cmの方で約78kg、150cmの方で約61kgであり、BMI35とは、身長170cmの方で約101kg、150cmの方で約79kgになりますので、本来、2つ以上の肥満に合併する健康被害が現に存在していなければ、使用が可能になる範囲は広くはありません。

    病態は多様に関連し、効能がなくても、様々なところに作用が及ぶことは有害な副作用を含め、あります。例えば、高血圧を抑制する降圧薬の一部に腎不全の発症抑制、脳卒中の発症抑制などはよく知られるところです。このような効果が大規模研究で確認されると、処方権者の選択の際の「差別化」要素の1つにはなりますが、効果を直接確認するための「臨床試験」でエビデンスを得るまでは効能としては認められません。


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    Interstellar Technologies K.K. Founder

    はい。これめちゃくちゃ痩せます。特に食事とか飲酒とか全くノーケアでです。というのもこの手のGLP-1受容体作動薬はインクレチン(GLP-1)という食物が胃に入ってくると胃腸の蠕動運動を緩やかにする作用のあるホルモンの働きをブロックするDPP-4という物質があるんですが、こいつが効かないように分子構造が若干改変されてる薬です。食べ過ぎ飲み過ぎの人はDPP-4が大量に分泌されていくらでも食べられるようになってる人が多いので効くのだと思われます。
    胃に食べ物やアルコールが入ってきてもなかなか腸におりていかないのでゆっくり食べるしかないし、アルコールもずっと胃にいるのでハイボール一本で十分な感じになります。


  • Polymer manufacturing industry Principal Research Scientist

    販売時にターゲットとしていた疾病とは異なる疾病に対しての効果が見つかることは良くある話で、無駄な研究開発費をかけなくて済みます。リスク‐ベネフィットを踏まえて対象疾病を広げられたら素晴らしいと思います。

    <疾病ではない余談>
    緑内障の患者には、進行を止める手段として眼圧を低下させる点眼薬が処方されます。副作用として「まつ毛」が成長します。これに目を付けた女性が、まつエクの代わりに点眼するそうです。どうやって処方して貰っているのかは不明です。


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