「スナック」がニッポンの成長産業になる、これだけの理由
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スナックって映画やドラマによく登場しますよね。朝ドラ「あまちゃん」ではドラマ進行のかなり重要な部分を担っていたし、「スズメの戸締り」でも、ネトフリドラマ「離婚しようよ」でも今公開中の岩井俊二「キリエのうた」でも。下町庶民の女性と客層に現れる地域性を描こうと思ったときにこれほど便利な舞台はないのだと言えるでしょう。絵になるし、他者同士が偶然会話して何かを知るとか運命的な出会いとかドラマ進行的にもとても便利。
ドラマの舞台になりやすいというのはスナックカルチャーの可能性を考えるうえで重要だと思います。
ちなみに私は昨日も家から徒歩5分のスナックに5時間滞在、社員を一人面談がてら連れて行ったのですが、その後入れ代わり立ち代わりに知り合いが現れ、そのうち知らない人とも肩を組んで歌い。という感じでした。
NPでも特集された話題の「スナック水中」です。
経営実績もこちらである程度公開されています
https://note.com/c_fish/n/n6bfab80341d3
ちなみに一橋大卒25歳のママは現在妊娠中ですが元気にカウンターに立っています。スナックは日本独自の文化。「英国パブとスナックは似ている」とあるが、だいぶ違う。乏しい酒とおつまみだけで、擬似的な「ママ」を軸に、癒やされるコミュニティ空間。
スナック研究会編著「スナック研究序説」には、スナックの数が多いほど刑法犯件数が少ないという研究も紹介されている。社会的な意義もあるのです。
成長産業になるかどうかはしらんけど。成長産業になるとは思わないけど、コアな70年代ソングを他の常連さんと交互に歌い合って、「おぬし、その歌を選曲するとは。なかやかやるな」となるのも、悪くはない。お客ができるだけ少ない時間帯に行って、もっぱら貸切状態で歌いまくって、お客が増えてきたら遅くならないうちに帰るパターンだから、全くナイトエコノミーではないけど。