大学生に蔓延する「バ畜」 学業も私生活もすべて犠牲にして“アルバイト漬け”になる若者たちの心理
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昨今企業側での新卒採用の際、「ガクチカ」をとても重要視する傾向にあると思います。
「ガクチカ」とは、大学生のうちに「自分はこんな活動をして、こんな成果を出し、こんな事を学びました!」と声高らかに面接官のに対してアピールできる「経験」のことです。
もちろんバイトもその一つかと存じますが、学生から話を聞くと、ゼミ、ボランティアなど、直接金銭が発生しない活動である方が良しとされる傾向にあると感じています。
大学生の4年間、専門・院生も含めて高校卒業した若者にとって有り余る程の時間と錯覚する、実はとても限りある時間。
その時間の使い方の選択肢は、非情にもお金の有無で大きく左右される。最終的には就活にも大きく影響をしますので、そんな真意が垣間見える記事でした。
注目のコメント
自分の周りでも似たケースが多々ありました。
個人経営の居酒屋で、働き手がほとんど学生バイトのところで働いていた友人がいましたが
バイトのシフト作成も任されており、人が足りない日は自分が入らなきゃいけないとバイトを中心とした生活になってしまっていました。つまり、以下の2つ問題だとしています。
・低所得家庭の学生の存在
・低時給バイトに依存する社会のビジネスモデル
常見陽平氏のこの指摘は本質をついています。この2つの要素で需要が合致している情けない社会の存在は大きいです。
こうした社会が生まれた要因には、デフレの長期化による影響も大きいですが、殊にこの問題については以下の2つが大きいと思います。
・人が集まらなくても外国人労働者で補えるので、バイトの時給を上げる動機がなくなるという、デフレスパイラルを生み出した技能実習生制度の影響
・学生のこうした状況を救済しないどころか、教育費用を削減し続ける政府。
つまり、バ畜は政治家による人災です。別に自民党政権を批判しているわけではありません。旧民主党時も結局同じかそれ以下でしたし。
それでも、一般庶民には手の届かない高い供託金を支払い立候補し、選挙区内で媚を売り、無能でも二世三世でも政治家であり続けられる状態が続く限り、本質的に政治がよくなることはないでしょう。少なくとも二浪三浪できる裕福な家庭に生まれた増税メガネには難しい問題でしょう。
P.S.
「学業疎かにしてお金稼いでいたら意味がない」という頭の悪いコメントが意外になくて安心しました。生活できないと学業どころじゃないですからね。