AI開発者の国際的指針、G7大筋合意…著作権の適切な保護など11項目
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注目のコメント
やはり合意するには、比較的緩やかな指針にならざるを得ないですね。それでも一定の指針が合意される意義は大きいと思います。
合意をベースに日本はどの程度踏み込むでしょうか。AI自体を開発する企業だけでなく、提供サービスにAIを活用する企業にもある程度の義務が課されるはずです。多くの企業に影響があるでしょう。ChatGPTのモデル構築をするには、膨大な量の文章を学習させる必要があります。
プログラミングには、ウェブスクレイピングという技術があります。
ウェブの文章や画像などのデータを自動で取得してくるものです。
ウェブスクレイピングで、大量のデータを取得してきて、これを学習に使っていると言われています。
他にもOCR(Optical Character Recognition/Reader、光学的文字認識)という技術があります。
プログラミングで、OCRの技術を用いて、PDFに書かれている文章を、テキストデータに変換することができます。
本のデータを学習に使っている可能性もあるかもしれません。
しかし、ウェブの文章や本の文章は、著作権法によって守られています。
AIにデータを学習させる際は、個人情報や著作権を適切に保護するといったような内容に、大筋でごういしたとのことです。
https://forbesjapan.com/articles/detail/66632?s=ns
のニュースでもあるように、生成AIは2024年に「冷や水」を浴びせられるのでしょうか。日本の生成AI事業に携わる全ての方に関係する重要なニュース。
これがガイドラインとなり、今後のAI開発やAI事業が成立することになると考えると、一朝一夕では出来ません。
いわゆるソフトロー/ハードローのような厳格さをそこに求めるかはわかりませんが、まずは方向性として、北なのか南なのか東なのか西なのか、それが明文的に発表されることを期待します。