台湾と日本の「スタートアップ・エコシステム」は、世界に何を発信できるか
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注目のコメント
地理的近接性やウィンウィンの特徴から、グローバル市場を見据えて協業できる可能性がありそうですね。日本側としては、以下のコメントが、本質的な課題のひとつだなと感じました。
「 そうした時にいつも失敗するのは、日本側に国際志向の強いコアメンバーがいないことによるものです。会話の全てを翻訳しなければならず、意思決定プロセスが遅くなり、結果的に多くのビジネスサイクルを無駄にすることになる……。そうならないために、日本側はグローバル化を目指すのであれば、コアメンバーにグローバル人材が必要であることを認識しなければなりません。ただし、その人材は必ずしも日本人である必要はありません。」
スタートアップに限らず、大企業でも、グローバル人材がコアにいないということは頻繁に見かけます。日本全体として、グローバルを志向し、時流を掴み、大胆な意思決定を迅速に行える人材や組織をつくることが急務である点は強調しても、し過ぎることはないと思います。
台湾スタートアップには、シリコンバレーに強いコネクションがあるのが強みということなので、日本のスタートアップにとっては台湾と組むことがグローバルに展開するためのブースターになるかもしれません。グローバルを見据えて、日台でのスタートアップ、企業、人の交流が更に進むことを期待しています。国の成長戦略として近年注目されるスタートアップ。国内のスタートアップエコシステムは年々規模を拡大しています。一方、半導体のイメージがある台湾は実は起業が盛んで、スタートアップ育成にも力を入れています。それぞれに強みを持つ両国のスタートアップエコシステムがかけ合わさった時、どのようなシナジーが生まれるのか。両国の有識者が集い語り合いました。
9月に開催した日台のスタートアップカンファレンスで担当したセッションの記事が上がってきました。
日台のスタートアップエコシステムがさらに連携を深めていくことを切に願っています!