事故影響、トヨタ6工場生産停止 18日の再開可否判断へ
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やれやれ・・・トヨタは前回の生産指示システムの不具合による全ライン停止に続き、ついてないですね。かんばん方式は在庫を極限まで持たないシステムなので、一つ納入が狂うと全部が止まります。自動車の組み立てラインというのは、ものすごく厳密な部品供給システムの上に成り立っているのです、
多分だが…爆発で部品が届かず作れない・止まったのではなく、意図的に止めた、だと思う。
そもそもトヨタは「ポカヨケ」はじめ、間違っていたら止めるという文化やプロセス作り。というのは、止めることで次のプロセスに影響を与えない(後工程はお客様)。
今回も、おそらくは今日止めなくても作れると思う。ただ、そうすると、自社やTier 1/2サプライヤで届かない部品が出てきて、そこの部分の仕掛かり在庫が増える。一個の誤差がどんどん連鎖・伝播するようなイメージで、より制御が難しくなる。
だから素早く止めて、整理をしたうえでスタートをさせる方が、トータルでのインパクトが小さいという判断(というかルーチン)だと思う。
JITゆえにとも言えるが、そのリスクや限界を熟知して、また当然こういった事故は起こるべきではないが起こらない仮定なんかおけないわけで、そのなかでの現在の最善手として選んだように思う。サプライチェーンの最適化って、平時の最適化なのか緊急時の最適化なのかによって変わってきますね~。
何事も『システム化』することで、外的要因への変化対応は大変になる。これはサプライチェーンもそうだけど、基幹システム等のITシステムにも似たものを感じる。