すでに転換期の予兆あり、生成AIは2024年に「冷や水」を浴びせられる
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生成AIの計算コストが高過ぎて、費用対効果が見合わないという話。高額なAIサービスを払える企業と払えない企業の生産性格差がさらに拡大する予感がします。
日本はかなり心配です。新技術が出ると「それで元が取れるの?」と否定しがち。生成AIで元を取るには、全社員のリテラシー向上と全社大の業務改革が不可欠です。それを乗り越えられるでしょうか?結局のところ、ChatGPTをはじめとする生成AIを使って、私たちがその投資分を回収できるだけの価値を新たに生み出せるか、ということなのだと思います。
生成AIは、文章や画像を生成するための"機能"あるいは"ツール"でしかなく、その精度がどれだけ高かろうが、また驚きに溢れていようが、既存ビジネスの改善もしくは新規ビジネス創出につなげることができなければ、何らビジネス的価値につながることはありません。
現在、世界的に多くの企業で生成AIの開発・導入が発表されていますが、ある種PR的に進められているケースも少なくないはずで、導入後の成果はこれからという段階でもあります。
引き続き各ITジャイアントの生成AIのアップデートが話題になりがちですが、本来的には生成AIによってもたらされるビジネス競争は、開発や導入それ自体にあるのではなく、それによって得られるビジネス成長に見出されるべきはずです。
テクノロジーとビジネスをいかにつなぐことができるか、そのユースケースにそろそろ視点が移されるべきときなのかもしれません。