店員が「注文を間違えるカフェ」は日本の新しい高齢社会対策だ
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父が認知症で、人とのコミュニケーションがドンドン取れなくなっていき、それがまた認知症を進行させ、最後まで側にいた母の苦労は筆舌に尽くしがたいものでした。
思うに、人には対人コミュニケーションにおいて[許容値]があり、相手が認知症だと分かっていても、相手の言動に対する自分の許容値が超えてしまうと、自分がストレスダメージに耐えられなくなり相手と離れていく。
そしてドンドンと孤独になり、限られたコミュニケーション相手は逃げることができずストレスダメージに苛まれていく。
このカフェの取り組みは、
・ウエイターとのコミュニケーション頻度を自己決定できる
・相手が認知症であり、相手も自分が認知症であることを自覚した上でコミュニケーションができる(自覚されていらっしゃらないケースもあるかもしれませんが)
・お互いにこれは義務ではなくイベントと理解して楽しんでいる
ということが素晴らしい仕組みだなと感じます。
応援してますし、私も一度伺ってみたいと思います。
注目のコメント
一度注文を間違えるカフェを運営している方からお話をお伺いする機会がありました。
行政や当日のオペレーションを支援する側もとても理解が必要な取り組みなので、とても熱量が高い取り組みだと思います。
東北などはこれから冬を迎え外に出る機会も少なくなるならご高齢の方は更に外出が難しくなります。
その中でこういった社会と触れ合う取り組みは、とても必要だと思います。この記事を読んで、労働は苦行ではなく、社会と繋がり続けるための一つの在り様なんじゃないかと思った。
誰かと何かで繋がっている。
この感覚があれば人は生きる希望を持つことができるし、ある種の快楽にも似た感覚を覚えるのかも知れない。ちゃんとコンセプトが分かっているなら、客側もクレームすることは無いでしょうからね。素晴らしい取り組み。
必ずしも『仕事』ではなくても良いかもしれないけど、やはり現代人は『社会的活動』をすることが一番幸福なんじゃないかと思います。
なので、最近は直ぐにワークライフバランスとか言って仕事=嫌なこと、ライフ=幸せ、みたいな対比にするけど、私は絶対にそんなことなく、仕事でも幸せを感じられるようにすることが大事だと思っています。