最低賃金が安い熊本県菊陽町で給与高騰…英紙が見た「台湾TSMC工場」の衝撃

コメント

注目のコメント

• 松本 麻美

  アクティブ・コネクター 代表取締役

  ・2023年10月15日

  日本の全ての場所でいつ起きてもおかしくない外資系企業に優秀な人材をどんどん引き抜かれていくという事態。
  実際にIT業界では優秀なITエンジニアを外資系企業が採用していくということはありましたが、そもそも給料が高い外資系企業でのITエンジニアの採用数はまだ「狭き門」だし、スキル・経験的にもそうそう簡単に日系企業から横移動的なことはなかったのですが、TSMCには多くの人材がごそっと動いたとのこと。これは緊張感が走りますね。
• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2023年10月16日

  そんなTSMC熊本工場よりも、台湾本土のTSMCの賃金の方が高いと台湾メディアの方がおっしゃっていました。
• 黒瀬 浩一

  りそなアセットマネジメント株式会社 チーフストラテジスト　チーフエコノミスト

  ・2023年10月16日

  地政学的チャンスが実現した分かり易い例だと思います。米中の対立で、万が一中国が台湾に侵攻してTSMCの工場から半導体が出荷されなくなったらどうする、に備えた戦略物資のサプライチェーン確保です。強力に推進したのは米国です。北海道のラピダスでも同じことが起こると思います。経済産業省は半導体の出荷額が足元の5兆円から2030年には3倍の15兆円になると試算を出しています。しかも、ラピダスの出資会社であるNTT、ソニー、ソフトバンクなどは最先端の半導体を使う何かの事業を始めると見られています。日本経済の再生に向けた強力な動きと見て良いと思います。