NY株反発、39ドル高 銀行決算好感で買い優勢
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きょうのNY株式市場でダウ平均は小反発。
ただ、ナスダックは大幅安となっています。
中東情勢が緊迫化しており、本日の市場はリスク回避の雰囲気が広がりました。
イスラエルは、ハマスが実効支配するガザへの地上侵攻に備え、ガザ周辺に戦車を集結させており、市民にも避難を呼びかけており、市場では警戒感が高まりました。
取引開始前に発表された決算を受けてJPモルガン<JPM>やユナイテッドヘルス<UNH>、そして、原油高に伴うシェブロン<CVX>の上げでダウ平均は横ばいに留まっているものの、IT・ハイテク株は売りを強め、ナスダックは大幅安となりました。
前日は9月の米CPIがFRBの利上げ終了期待に水を差す結果となり、株式市場を圧迫していましたが、それについては、再び追加利上げ期待を高める雰囲気には至っていないようです。
取引開始前にJPモルガン<JPM>やシティグループ<C>、ウェルズ・ファーゴ<WFC>の大手銀3行が決算を発表し、ポジティブな反応を見せています。
純受取利息(NII)が予想を上回り、予想を上回る数字を発表していました。
来週以降に本格化する決算について市場からは楽観的な見方も出ており、IT・ハイテクと産業セクターに牽引され、株価は上昇で今年を終えると考えている向きも。
VIX大幅上昇して楽観ムードは無くなりつつあります。
金利は債券需給で落ち着いてますが、原油価格は再上昇。
週明け東京市場も反落から始まりそうで(特にマザーズ指数厳しそうで)、週末ヘッドラインNEWSにも注意要りそうで、試練続きとなりそうです。