売上5倍超の商品も資生堂や明治らに学ぶ「インバウンド戦略」大成功への秘策とは
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インバウンドの意味合いのひとつは、バリューベースの価格設定のしやすさではないか。
単なる物価水準だけでなく、日本の生活者の消費行動は、自分にとっての絶対的な価値よりも、相対的な市場価格に目を奪われがちである。
それが今日のデフレの一因とも言える。
一方でインバウンドの中には、自分にとっての価値に基づく消費行動に慣れている生活者も多い。
日本におけるインバウンド戦略においては、良い意味での「顧客の足元を見る」ことも必要である。
誰にも均一に安い価格を提示するのではなく、顧客が見出してくれる価値に応じた価格設定、、、ダイナミックプライシングも弾性的な価格設定ではあるが、これは誰にも均一な価格という点で、バリューベースドプライシングとは異なる。
あらゆる顧客への平等よりも、公平に重きを置いた価格の置き方に転換していく上でも、インバウンドという対象は重要である資生堂の国内の10%以上がインバウンド需要というのは驚きでした。
最近はマツモトキヨシのような総合ドラッグストアが観光地に出店するなどインバウンドを狙う動きはどんどん拡大していっている印象があります。
お土産も、アジアを中心に、人形やキーホルダーお菓子ではなく、化粧品・薬・家電などが伸びているデータもあがっています。
コロナ解禁、円安などで訪日外国人がのびるなかで改めてインバウンド戦略を支援する事業が伸びていきそうです。