小惑星試料に水と炭素＝生命起源の調査に期待―米ＮＡＳＡ
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お〜！！！サンプルが帰還してミッションとしての山場は終わり。そしてこれからがサイエンスの山場です！
大きな謎の一つが、地球の水や有機物はどこから来たのか。仮説の一つが、このような小惑星や彗星が運んできた、というものです。はやぶさや今回のミッションで様々なタイプの小惑星からのサンプルが揃うにつれ、その仮説の検証ができてくるわけです。「我々はどこからきたのか」この壮大な問いへの答えに、人類は一歩近づきます。
ちなみにベンヌはB型小惑星。リュウグウのC型に比べ珍しいタイプです。小惑星は非常に多様なので、このように多様なサンプルが集まっていくことで全体像が見えてきます。逆に言うと、小惑星サンプルはこれで終わりではない、と言うことです。
さて、おそらく金曜日以降に、次のNASAの小惑星ミッションPsycheが打ち上がります。M型小惑星のPsyche（行先の小惑星の名前が探査機の名前になった）に向かいます。M型はほとんど金属でできた小惑星で、惑星の表面が剥ぎ取られて金属コアだけ残ったと言うのが一つの仮説。打ち上げはファルコン・ヘビーで、フロリダから行われます。注目してください！！！
