日本の「デジタル赤字」はクラウド支出など8年間で倍増以上。外国人観光客からいくら稼いでも…
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常々ウォッチしてきたトピックですが、「実際、デジタル赤字っていくらなの?」という照会も多いものでした。この点、8月の日銀レビューがサービス収支の組替えというアプローチを行い興味深かったゆえ、私の方でも作らせて頂きました。旅行収支を主軸とするヒト関連は確かに黒字の稼ぎ頭になりましたが、やはりデジタル関連の赤字拡大は相殺しきれていません。
なお、カネ関連についても実は大きくなっており、これは別の機会に論じたいと思っております。「日本の『デジタル赤字』はクラウド支出など8年間で倍以上。外国人か観光客からいくら稼いでも」 (@@。
円安、インフレ、実質賃金は17ヵ月連続マイナスで税金と社会保険料ばかりが増えて行く。先行きに希望が見いだせないほど日本は素晴らしいとの言説が好まれるのは承知していますけど、敢えて嫌われそうなことを呟けば、我が国が正に途上国化して来たということですね・・・ 日電、富士通等が先行するIBMを追って急成長し、通信機能が世界に広がり始めたデジタル化の黎明期、当時の通産省と郵政省が当該業界の縄張りを巡ってバトルを繰り広げ、ハードと通信が分離されて何事も決められず、日本が立ち遅れる大きな原因を作ったことを今なお忘れません。その後も似たようなことを繰り返して今日に至ったことが残念です。
最先端の製品で稼いだ日本人が大挙して外国に押しかけてブランド品を買い漁るなどして顰蹙を買った時代を知る身には、この見出し、結構辛い響きです f(^^;コンピュータサービスの赤字が気になります。トピックスでも書きましたが経産省は2030年にデジタル赤字8兆円!?と試算しています
https://newspicks.com/topics/art/posts/70
いま話題の全銀協もAPI化で米国AWSにカネを払い続けることになりそうです
一般社団法人全国銀行資金決済ネットワーク「全銀システムにおける APIゲートウェイの検討に係る実証実験」2022年3月
https://www.zengin-net.jp/zengin_net/pdf/APIGWPoCreport_220331.pdf