イスラエル攻撃「勇敢だ」 イラン大統領がハマス称賛
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ハマースを支援する国はイランだけであり、特に軍事的には全面的にイランに依存しています。
今回のハマースの奇襲作戦も、イランの軍事顧問団が立案したものです。
ハマースがイランの許可なく大規模な攻撃をイスラエルに仕掛けることはありえず、むしろイランの指示で攻撃を開始したというのが実際のところでしょう。
「イスラエルを地図から消す」というのは、イラン革命以来の国是ではありますが、イランは何も思想や大義のためにハマースを支援しているのではなく、国際関係の手駒としてハマースを使っています。
イランを実質的に牛耳っている革命防衛隊の、中東各地で紛争を仕掛ける戦略が、イラン国民の経済的利益になるかというと、ならないのですが、革命防衛隊という組織自体の利益と存続のためには合理的です。
北朝鮮と似ていますが、核兵器とミサイルを開発し、米国やイスラエルに潰されない軍事力を確立することが革命防衛隊の目的とするところです。
そのためには、時間を稼がなければなりません。イスラエルがイランを攻撃する余裕を無くし、中東諸国とイスラエルの関係を悪化させる、そうやって時間を稼ぐために、手駒であるハマースに自爆的な攻撃をさせています。
中東諸国では、少なくとも庶民レベルでは、ハマースへの支持が集まり、各国政府はイスラエルとの関係改善を表立ってやりにくくなるでしょう。
ハマースが残虐な行為をしているからアラブ諸国からも非難される、といったことは起きません。
ロシア軍がウクライナで何をやってもプーチン政権への支持が減るわけではないのと同じことです。
欧米人や日本人とは感覚や価値観が違います。捕食されない生物となった人類は、自ら淘汰して数を調節せねばならないという事でしょうか。
紛争は一種のレミング現象…?
政治や経済を回して流動化を図る為には都合の良い「理屈」が必要。
この感覚のままだと、宇宙時代の構想には及ばない気がするのですが。