行政デジタル化へ、氏名の読み仮名届け出…キラキラネームなど判読困難で50音順に並べられず
読売新聞
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住民票の読み仮名は正式なものではなかったとのこと。一歩前進ですね。
日本人の名前は「名乗り訓」やキラキラネームなど、自由度が高い分、データ化という面では不利に働いてしまうわけですね。Excelなどの活用でも、日本語の自由さが悪さをしてしまっていることがあるように思います。
しかし、字と音の組み合わせによる豊かな言葉の文化は魅力だなとも思います。今回のように、一歩一歩、行政デジタル化を進めていっていただければうれしいです。読み仮名のデジタル化・・・もっと色々とデジタル化を進めないと具体的に便利な生活にはならない気もしますが、とはいえ、まず一歩です。
届出の仕方については、ぜひデジタルで簡単に行える方式にして欲しいです。いわゆる読み方の「ゆらぎ」を無くする作業で、これまでの慣例にとらわれずデジタル化をしっかり進めようとする意志が感じられます。読み方のゆらぎがあると、デジタル化された社会で一人の人間が複数の人格を持って同時に存在してしまうのに近い事態が起こりうる。これは「住所」も同じで一つの「地理空間上の位置」を示す住所という「キー」に「霞ヶ関」、「霞が関」、「霞ケ関」など複数の漢字が当てられてしまい、物流のシステムを混乱させる(誤配や不達が起こる)「住所のゆらぎ」が生まれてくる可能性がある。それへの対策として2022年から17桁の数列である「不動産ID」がルール化されたが、今回の名前のフリガナもそれと同じ「デジタル空間(社会)」のインフラ整備だと考えていいでしょう。地味だが大事なことです。