科学雑誌「Newton」が朝日新聞グループに買収。その歴史と「事件」を振り返る
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すでに地球科学に対して興味を持っていた小学校中学年の私に、興味ドストライクの雑誌がNewtonでした。当時通っていた塾に置いてあり、そんなに谷村が好きならとしばらく定期的に買ってくれていたのを懐かしく思い出しました。小学生にも分かりやすいイラストでドンと示してくれるため、難しい言葉がよく分からなくても、イラストからつかみ取ることができる素晴らしい科学雑誌です。大人になってからはめっきり触れ合う機会もなかったのですが、数年前に会社の人たちに気象や航空について分かりやすい絵があるよといってNewton別冊を購入して回覧していたところでした。当然ですが大人でも読んでいて分かりやすく、科学に対して興味を持てるような構成になっています。
いっぽうで出版社としてのニュートンの苦労についてはほとんど知らず、そんな苦労があったのかと今更ながら知りました。ただし、たとえばサブスクなどという話題にもなってもいいのに、そうした方面の話をとんと聞かないなと思っているところでした。
雑誌Newtonとしての今までの資産やブランドには十分な価値があると思いますので、新たな出資者のもとで多角的な経営にチャレンジできれば良いのではないでしょうか。紙の雑誌はかさばりますが、電子書籍などで応援したいと考えています。NewtonとAERA、どちらの編集部にも非常にお世話になっている私としては、このニュースは驚きof驚きで、思わず変な叫び声が出ました。両者の編集部はカラーが全然違って、だからこそ両方とお仕事していると脳の使う部位が違って刺激的なんですが、これからどうなるでしょうか。具体的な双方の編集部の皆さんの顔が浮かぶだけにドキドキしています…。ニュースにはNewtonの今の路線は今後も踏襲されるとありましたが、私自身もそうあってほしいと思います。
元東大教授の竹内均さんが初代編集長を務めた「ニュートン」は,私が小学生,中学生のころに親に定期購読してもらい,夢中になって読んだ科学雑誌でした.大学のレポート課題でレーザーについて出されたとき,ニュートンの記事を引用させていただきました.記事のレベルは大学1,2年生のレポート課題くらいのレベルということです.2017年に廃刊の危機と伝えられて慌てて購入したり,現在もChatGPTの記事を読んだりと,思い出の詰まった役に立つ雑誌です.