人間の知能超える「AGI」、10年以内に実現=孫ソフトバンクG会長
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知能で言えば、ある程度深くあらゆる業界に精通し、50ヵ国語以上を操れるので、すでに人間を超えていると言えます。
孫さんが言う人間を超える知能では「人間を導く」という部分にポイントがあるのだと思いますが、「道具としてのAI」ではなく、「人間を導く神としてのAI」のような存在を作るつもりのように見えます。
個人的には、道具としてのAIを追求する姿勢があるべき姿のように思うので、方向性には注意が必要だと思います。以前の孫さんはシンギュラリティ信者で、シンギュラリティは2045年までに実現すると発言していました。シンギュラリティとは、AIが人間の知能を超えるという意味です。
今回は10年以内に”実現する”と言っているので、仮に今年から2033年までですと以前より10年ほど短縮したことになりますし、先日OpenAIと孫さんが会話したニュースから自社で何か仕掛けることがあるように推察できます。
なお、OpenAIのサム・アルトマンはAGIの世界は2030年までできないと言っています。概ね孫さんと同じタイムラインですが、何があるか分からないのが新興技術の世界。技術のビッグバン、法規制、事故など。これからまさに怒涛の勢いで盛り上がるAIを見届けられる私達は、幸運ではないでしょうか。孫さんの口から汎用AIであるAGIの話がでるようになってきました。AGIは、人類にとって敵にならないように、しっかりルールを定めましょう。
今までのAIは、決まったことしかできない、専用AIですが、AGIは何でも答える汎用AIですので、これまでのAIスピーカーと違って、まともに答えてくれます。生成AIは、専用AIからAGIへの過渡期にあたる技術です。例えば、AGIは1週間先の株価を予想します。かつてAGIと、それを実装したロボットを開発した、ベンゲーツェル氏に取材しました。https://www.tel.co.jp/museum/magazine/artificial_intelligence/160831_interview02/