スタートアップ「選択と集中」の時 大企業と挑戦続ける
日本経済新聞
55Picks
コメント
注目のコメント
“日本のVCファンドの多くは100億円前後で、数百億〜1000億円規模のファンドはごくわずかだ。調達できる資金が少なければ、企業は事業が十分な規模に育つ前に上場せざるを得なくなる”
これは少し語弊があります。
十分な規模に育つ前に上場するのは、ファンドの規模が小さいからではありません。
•日本はIPO基準が緩く上場しやすい
•セカンダリーマーケットが充実していないので、VCの10年の償還期限内にExitする必要がある
などが大きな要因ではないでしょうか。
むしろ、日本の各VCのリターンを見てみると、ある種リターンが出やすい適正なファンドサイズというものがあり、数百億規模のファンドが日本でパフォーマンスを出すのは難しい環境にあると思います。これまでの日本のスタートアップの歴史が綺麗にまとまっている良記事でした。米国ではVCファンドへの出資者に大学基金や機関投資家が多いのに対し、日本では事業会社が中心です。また、人材の流動性の観点からも日本ではスタートアップと事業会社(大企業)がどう連携していくのかが、重要だと思います。