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米イーライリリー、がん治療薬開発会社を14億ドルで買収

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    順天堂大学医学部総合診療科 准教授

    医師にとって、薬を使う時にどの会社の薬なのかは重要ではありません。その薬が、どんな患者にどの程度効果あるものなのかが重要です。

    最近では、薬の供給が足りなくなる事が出てきており、大企業が良い薬を持つ利点としてあるとすれば、流通量をある程度確保できる様になる事だと思います。


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    専修大学 商学部教授

    一般に知られる創薬研究開発の進捗段階は、(1) 医薬品のもとを探すステージ「創薬」、(2) 実験動物で基本的な作用と安全性を確かめる「前臨床試験」、(3) 少数の健常人男子で主として安全性を確かめる「臨床第1相試験」、(4) 少数の患者で主として有効性、安全性、用量依存性を確かめる「臨床第2相試験」、(5) 比較的多数の患者で主として有効性、安全性、用量依存性を確かめる「臨床第3相試験」に分かれます。(5)で結果が出せれば臨床使用(実使用)が始まります(この間、標準的には10年~15年)。

    製薬企業の買収には様々なパターンが存在します。上記(1)~(5)のすべてのステージの医薬品候補の購入(a)、あるいは上記(1)から(5)を単独または複数有する企業自体の買収(b)のパターンのすべてがあります。

    ステージ別には、大まかに、(1)が安く(5)が高く、買収対象としては(a)が安く(b)が高い傾向があります。ただし、医薬品や技術のポテンシャルによって、価格は大きく異なります。

    近年、大手製薬企業が多く製品または企業買収にかかわる理由として、大手自身が初期の研究を実施すると領域が絞られてしまい、当たりはずれという確率問題によるリスクが生じやすいことと、研究コスト高になりがちであることが挙げられます。したがって、研究開発の前半のステージである(1)~(3)あたりまでの研究実績がある企業の製品または企業ごと買収する戦略が流行っています。

    この記事の米イーライリリー社を含み、世界の大手製薬企業は先のステージの(1)~(3)での買収を好みますが、日本の製薬企業(世界から見ると中堅企業以下の規模がほとんど)の場合は、(1)~(3)の技術評価に慣れていないからか、(4)~(5)のステージの製品を高額で購入するパターンが典型的に見られます。

    今回の米イーライリリー社の買収は高額に見えますが、上記の区分に従えば、(1)-(b)にあたり、リスクの高い先行投資という位置づけになります。


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    ノンフィクション作家

    イーライリリーは、ドナネマブというアミロイドβ抗体薬がじきに承認をされる予定で、エーザイのレカネマブと市場をとりあう予定。がんとアルツハイマー病、療法とも治療法がないアンメットメディカルニーズがある創薬の王道。


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