ドイツ機墜落 特集
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マルセイユのフランス警察当局が、ボイスレコーダーが発見されてから二日後という早い時期にこの音声を分析して、非常に正確に「こういうふうなことが想定される」と表明しました。見事な記者会見でした。そして、その推測がほとんど全部当たっており、日本だったら、捜査当局があそこまで素早くやることはできないと思います。
結局、この副操縦士が意識的に墜落させたということ。この人について、とにかく飛行機が大好きで、しかし待遇が悪いと自分の元彼女に言っていたなどと、いろいろな情報がドイツから出てきています。実際には、網膜剥離と精神病。飛行機はもう操縦するなというカルテがくず箱の中から見つかっており、その点においては確信犯です。
事故がほとんどなかった独ルフトハンザ航空のパイロットに、このような人がいるのは、格安航空機のパイロットをチェックするときに精神状態を含めてチェックしていないということです。日本の航空会社は定期的にチェックします。理由は、JALの片桐さんという前例があるからです。結局、精神的に病んでいる人は事故を起こす可能性があるということで日本の場合はチェックをしています。
世界ではテロリストが入ってくることが前提でこの主の例、つまりパイロットのほうがその気になったら、飛行機が凶器になるという前提は意外とないです。しかし、実際にはパイロットが凶器になることが多い。1990年代の後半にエジプト航空機が同じような事故を起こしています。
今回のこれをもっておそらく、この20年で5回くらいこういうケースがあります。つまり、パイロットが怖いということ。逆にテロリストが明確にハイジャックした9.11型よりも、今回のケースのほうが多いという、皮肉な結果になっています。
操縦室には常に2人いなくてはいけない、とありますが、確信犯がいたときはおそらく、マレーシアの370みたいに、パイロットのほうを撃ち殺して、それで飛行機を持って行ってしまうこともできると思います。
普段から精神状態まで含めて、確実に診察し、把握しておかなければなりません。今回のこの人は網膜剥離があり、パイロットとしての資格が確実に取り上げられるということで、思い詰めちゃったのではないかと。
今回のようなケースは想定外といいますが、20年で5回も起こっていれば想定しなければいけません。非常に大変な事故だったと思います。大前さんの分析はすごい笑
たぶん情報収集力が多いのと、それにくわえて情報収集に無駄がないから効率的にインプットできるのだと思う。
経験的なものが大きいかもしれないけど、経験ですべてきまったら20代なんて足下にも及ばないのにもかかわらず、優秀な人が多いので、たんに僕の努力不足