ユニキャリア、身売り交渉 独社・三菱重系と フォークリフト大手
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注目のコメント
記事から間接的に感じたことですが、日本でこうした「会社・事業売却」のニュースを読むとき、「身売り」という言葉に強い違和感を覚える。
身売りというと、落ちぶれた、というような、落ちるところまで落ちたイメージを受ける。英語で言うとsell itselfだろうか。これは奴隷に落ちるとか、売春婦に身を落とすようなイメージの言葉であり、どちらかというと戦略的に規模の経済を追い求めるために他者と連携するような合従連衡に用いられるのは、不思議に感じる。琴坂さんの仰る通りだと思います。大塚家具の話題を散々煽り立てて揶揄するメディアも「身売り」なんていう偏った価値観を反映するフレーズを介して不要にセンチメントを持ち込んでいる時点で同じ穴の狢です。本件は官民ファンドの出資先企業が国外企業に買収されるかも知れないという点で、報じる側にとってはさぞかしおいしいネタなのでしょうが、心血を注いで経営している人間には非常に不快な扱いだと思います。
シリコンバレーのスタートアップのイグジットはほとんどが売却ですし、出口があるからこそ職業として、マーケットとして成り立ちます。事業売却をネガティブに捉えるようなマインドセットを改めもせず、「日本で如何に新しい産業を生み出すのか」などと議論するのは大変に空虚です。
ちょっと本題とかけ離れたコメントになっちゃいましたね。琴坂先生が書かれている「身売り」という言葉の違和感に同感。そろそろこういった言葉遣いはやめたい。フォークリフト自体はammennilさんが書かれているように、倉庫物流で必須。個人的には、マテハン系の会社、例えばダイフクであったり含めて、大連合が起こると面白いと思っている。定型的な物流はマテハン・ロボットが向いているし。そうではないのは人や人が操作するフォークリフトの方が良い。そして一気通貫でソリューション提供して、情報システムと併せる。そこまで行けば「強者連合」も見えてくるかも。