MetaのザッカーバーグCEO、超リアルなアバターでメタバースを語る
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先日行われた日本バーチャルリアリティ学会の大会で,メタバースについてのパネルトークを聞いてきました.VRチャットやクラスターなどのプラットフォームを利用している研究者たちのトークや,利用者たちへのインタビューなどでしたが,そこで強調されていたのは「匿名であることの良さ」でした.
現実の肩書とは切り離された空間で,趣味などの話をフラットに議論できる良さなどが紹介されていて,多分Meta社が目指している現実と地続きのメタバースというのは,これらとは違う方向に価値を見出しているのだろうと理解しました.
小学校などでは,放課後にフォートナイト内に友達同士で集合してゲームを楽しむというのが普通になされているようで,ある意味既にメタバース化が進んでいると言えます.ただ,そこでは悲しいことにいじめなども生じてしまっているという話を聞きます.現実と地続きのバーチャル空間が家に帰ってからも続くというのは,その意味ではあまりポジティブではなく,そこを切り離した方が良いのではないかと個人的には思っていて,Meta社の方向性が仮に諸外国でうまくいっても,日本にはフィットしないんじゃないかなと感じています.ハイエンドなHMD・スマートグラスもあれば、処理能力の低いHMDもある。
フォトリアルなアバターに対してデフォルメしたアバターもある。
Metaは、両方を研究、開発している。
どちらか一方ではなく、用途やハードスペックによって使い分けられる様にしていくのでしょう。
記事には失笑をかったアバターとあるが、Quest 2で多人数のアバターを表示、処理が重くならず快適さを求めるなら、あれぐらい簡略化されたほうが良い場合もある。
『Meta、スマホスキャンのみでフォトリアルなアバターを生成する研究発表 - Mogura VR News 』
https://www.moguravr.com/meta-photoreal-avatar/
“将来的にフォトリアルなアバターへと移行させるのではなく、かつてCEOのマーク・ザッカーバーグ氏が語ったように、「デフォルメしたアバターはゲームで、リアルなアバターは業務のミーティングで」といった使い分けを検討している可能性もありえるでしょう”リアルだけど、メタバースにいる人たちがリアルな自分のアバターを欲しいと思っているのかな。スキャンして特徴を似せたリアルアバターを自動でつくる〈U〉の世界の方が求められている気がする。